春のゆらぎも健やかに。愛犬の寒さ対策におすすめの野菜と温活アイディア

春のゆらぎも健やかに。愛犬の寒さ対策におすすめの野菜と温活アイディア

厳しい冬が過ぎ、気がつけば花や緑が風に揺れる気持ちのいい季節になりました。我々愛犬家としても、大好きなワンちゃんを連れてお散歩やお出掛けがしやすい時期ですね。

しかし、実は春先は犬たちが体調を崩しやすい時期でもあるのをご存知でしょうか?

今回は春から初夏にかけての『愛犬のための温活』がテーマ。日々の寒暖差に負けない身体づくりにおすすめの野菜や、日常に取り入れやすい温活アイテムなど、冬だけでなく春先や若葉冷えの時期にも使える寒さ対策をご紹介していきます。

あたたかくなっても油断大敵!?春先は愛犬の体調管理に注意

あたたかく過ごしやすいイメージがある春ですが、朝晩は冷え込み、日によって冬の寒さが戻ってきたり急に夏日に迫ったりと、寒暖の差が激しいのも特徴です。

冬の終わりから初夏まであっという間に駆け抜けてしまう3〜5月は気圧の変化なども厳しく、愛犬の体には想像以上の負担がかかっています。夏と冬が年々長くなり、極端な気候変化が著しい日本では、冬以外の寒さ対策もしっかり備えていきたいところです。

また、進学や就職、引っ越しなど、人間側の環境の変化が著しいのも春の要注意ポイントです。

飼い主さんの家を出る時間が変わったり、幼稚園バッグを持っていたお子さんが急にランドセルを背負い始めたり、近所の生活音が変わったり…「そんなことで?」と思うような些細な変化が犬にとっては大きなストレスになることも。

夜は意識的にゆったりとした時間を持ったり、消化にやさしい温かい食事を取り入れたり、できる範囲で愛犬の体と心を整えるような生活を心掛けることをおすすめします。


春の寒さ対策におすすめ。愛犬に食べさせたい野菜6選

気温差などに振り回されがちな春は、「血の巡り」「免疫力」といった日常の健康をサポートするといわれる栄養素を含んだ野菜がおすすめ。

季節の変わり目だからこそ、なるべく栄養価の高いものを取り入れて、愛犬のお守りをコツコツ積み上げていきたいですね。

犬に野菜って食べさせてもいいの?と疑問をお持ちの方は、以下のコラムで詳しく紹介しているのでこちらもぜひチェックしてみてください。

犬に野菜は必要?おすすめの野菜や与える際の注意点をチェック!


生姜

ジンゲロールやショウガオールなど、辛味成分が含まれている生姜。中毒成分を持つニンニクと薬味などで一緒に使われることが多い野菜なので、犬が食べてはいけない食材と勘違いされがちですが、実は毒性はありません。

体を温めてくれる野菜として人間の寒さ対策でもお馴染みの生姜は、血行をサポートする成分や抗酸化成分が含まれているとされ、犬の日々の健康維持に役立つと期待が寄せられています。

生でも加熱しても食べられますが、辛味があり刺激が強いため、与える際はごく少量に留めるよう注意。

皮付近にもたっぷり栄養が含まれているので、しっかり洗って皮ごとすりおろしてあげるのもおすすめです。


かぼちゃ

ビタミン類が豊富で、皮膚や粘膜の健康サポート成分、抗酸化成分などを含むとされているかぼちゃ。東洋医学の分野では体を温めてくれる野菜としても考えられています。隠れ冷えが進行する春の整えごはんとして、ぜひ愛犬の食生活に組み込みたいですね。

かぼちゃは甘味が強く、ただ蒸しただけでもおやつとして喜んで食べてくれるワンちゃんが多いのも高ポイント。

消化に悪いため必ず加熱すること、野菜のわりにカロリーが高いため食べ過ぎには注意すること、粘度が高く喉に詰まりやすいため小さくして与えるよう注意しましょう。


山芋

ビタミン類やカリウム、食物繊維などが豊富な山芋。山のうなぎと呼ばれるほど栄養価が高いことでも知られており、滋養強壮の食材として私たちの食卓にも古くから親しまれています。

山芋にはアミラーゼという消化を助けてくれる成分が含まれているため、胃腸にやさしい野菜という点も嬉しいですね。

生でも加熱しても食べられますが、皮膚に付着すると痒みを発生させるため、愛犬に与える際は要注意。皮膚疾患などをお持ちのワンちゃんは控えたほうが安全です。

また、シュウ酸が多く含まれているため腎臓に持病のあるワンちゃんは控えること、炭水化物が多く野菜のなかでは比較的高カロリーで与えすぎると肥満に繋がったり、消化不良で下痢を引き起こす可能性があることなどは、頭の片隅に置いておきたいところです。


にんじん

βカロテンが豊富で、抗酸化成分が含まれているとされるにんじん。水分が少なく、血流を促すビタミンやミネラルがたっぷり含まれたにんじんは、体を温めてくれると言われる野菜の代表です。

冬が旬ですが年間通して手に入りやすく、加熱すると自然な甘みもあるため愛犬にも与えやすいのが嬉しいですね。βカロテンの過剰摂取は肝臓に負担がかかるため与えすぎには注意が必要ですが、この時期の寒さ対策にもおすすめの野菜です。


ごぼう

食物繊維やアミノ酸、ミネラル、葉酸などが豊富なごぼうは、腸内環境の活性化や日々の健康サポートが期待されています。体を温めてくれるとされる根菜の一種のため、愛犬の寒さ対策にもぴったり。

ごぼうはアクが強い野菜なので、皮をしっかり取り除き、必ずアク取りをした上でやわらかくなるまで茹でてあげましょう。食物繊維が多く消化がしづらいため、喉に詰まったり消化不良を避けるために細かく刻むのも忘れずに。


番外編:棗

種類としては野菜ではなく果実に分類される棗ですが、漢方や薬膳では気と血を補い、体を温める健康食材として大変重宝されています。

鉄分やミネラルが豊富で、滋養強壮にも良いとされる棗は我々人間たちはもちろん、ワンちゃんも食べられるということで近年はペット業界でも注目されているスーパーフードです。

愛犬に与える場合は、人間用の加工品は砂糖などで味付けされていることが多いためなるべく避けて、無添加の乾燥棗を選びましょう。

必ず種は取り除き、胃腸が弱い子は皮を剥いた上で小さく刻み、スープなどに加えてやわらかくしてあげるのがおすすめですよ。

ただし、ヘルスケアの観点から注目が集まっている棗ですが、犬に与えるにはまだまだ一般的な食材ではないのも事実。実際に愛犬に与える前に、一度かかりつけの獣医さんなどに相談してみると安心です。


寒さに弱い犬種は?

我々人間も寒さの耐性が人それぞれ違うように、ワンちゃんたちも犬種や年齢によって寒さへの耐久力は異なります。

例えば被毛がとても短いイタリアングレーハウンドやミニチュアピンシャー、チワワなどの体が特に小さな小型犬、呼吸器系が弱いパグやフレンチブルドッグなどの短頭種は、寒さに弱い犬種として知られています。

また、ヨークシャーテリアやプードル、パピヨンなどの長毛種も、あの豊かな被毛に反して実は寒さが苦手。シングルコートと呼ばれる被毛構造をしており、体を寒さから守ってくれる下毛がないため寒さを感じやすいのです。

そのほか、シニア犬やパピーなどは体温調節機能が成犬と比べて不得意なので、やはり寒さにはより注意を払いたいところ。

ご自身の愛犬の持つ特性をしっかり見極め、季節や気候に応じた適切な寒さ対策を講じていきたいですね。


こんな行動があったら注意!ワンちゃんが寒い時にするサイン

寒ければ上着を着たり、エアコンをつけたりできる人間と違って、ワンちゃんは寒くても自分で対処するのは難しいですよね。

以下のような行動が見られたら、それは愛犬が寒さを感じているサインかも。
・体を丸める
・毛布やブランケットに潜り込む
・動きが鈍くなる
・水を飲む量が減る
また、純粋な体調不良の場合もあるため、こちらも要チェック。

気温のゆらぎが大きい季節の変わり目は、愛犬の様子を日々観察し、適切な寒さ対策をしてあげましょう。


寒暖差厳しい春先に。愛犬のための寒さ対策アイディア集

前述では寒さ対策におすすめの野菜をチェックしましたが、この章ではそのほか日常に取り入れやすい寒さ対策のアイディアをまとめました。

ぜひ網羅して、愛犬と一緒に花冷えや寒の戻りに備えましょう。


筋肉量アップで基礎体温をあげよう

愛犬の寒さ対策を考えたとき、筋肉量は重要なポイントです。

筋肉がしっかりあれば基礎体温が上がり、体の中で効率よく熱を発生させられるのは犬も人もおなじ。筋力アップは寒さ対策のための長期課題として日々意識していきたいトピックです。

日々のさんぽに加え、定期的に思いっきり愛犬が走れるようなタイミングをパピーの頃から習慣づけるといいでしょう。コンクリートでの過度な運動は関節に負担をかけるため、できれば芝生や土など、自然の多い場所を選ぶのがベターです。

個人的におすすめなのは海。やわらかい砂浜をダッシュするのは力が必要で、自然と筋力がつきます。犬は後脚から弱っていくことが多いですが、砂浜では後脚もバッチリ鍛えられるためシニア期への備えもできて一石二鳥。

また、筋肉づくりにはなんといってもタンパク質が必須!

普段の食事に肉や魚をトッピングしてあげたり、タンパク質を多く含むドッグフードを選んであげるなど、合わせて食事内容にも気をつけてあげましょう。

ただし、運動量が少ないワンちゃんにタンパク質を与えすぎてしまうと肥満の原因になったり、腎臓や肝臓に負担をかける場合もあるので、あくまで愛犬の生活スタイルに合わせた適量を与える注意は必要です。


ブラッシングはこまめにするのが吉

被毛の健康を保つことも、愛犬の寒さ対策には効果的です。

ブラッシングを日常的に行うことによって毛のもつれや毛玉を取り除き通気性がアップするだけでなく、毛並みが整うことで皮膚の表面に空気の層が生まれ、保温効果が高まります。血行促進の効果も期待できますよ。

また、ぜひ取り入れてほしいのがマッサージ。血行を促し筋肉をほぐし、こちらも愛犬の体温アップに役立ってくれます。

SNSなどで紹介されている手軽なマッサージを試してみたり、近年ドッグマッサージのサービスも増えているのでプロに頼むのもいいでしょう。

愛犬の様子を観察しながら、無理な体勢をさせない、過度な力を入れすぎないよう注意してくださいね。


適切な室温、湿度を保つ意識を

愛犬の過ごす部屋を快適な温度、湿度に保つよう意識しましょう。

一般的に犬の快適な室温は18℃〜25℃程度、湿度は40%〜60%と言われています。

ただし、長毛種と短毛種、ダブルコートとシングルコート、小型犬、大型犬、原産国…などなど、さまざまな条件でこの適温は変わってくるので、愛犬に合わせた室温を心がけたいところです。


春先は気温は上がっても、床などは思いのほか冷たいことも。

カーペットを用意したり、暖かい場所と涼しい場所をつくって愛犬が好きなタイミングで移動できるようにするのもおすすめです。


温活アイテムを上手に活用しよう

寒い冬はもちろん、朝晩はまだまだ冷え込む春先は、愛犬の寒さ対策として温活アイテムを活用しましょう。

こたつは寒がりなワンちゃんは大好きな場所ですが、実は熱中症や脱水のリスクが高いため要注意。自分のタイミングで移動がしやすく、部分的に温められる湯たんぽの方がおすすめです。このとき、低温やけどには十分ご注意を。

また、人間用の『あずきのめぐみ』もワンちゃんの温活アイテムとしておすすめ。熱くなりすぎず、じんわりと蒸気で体を温めてくれますよ。


愛犬の体をいたわるsaesaの無添加ふりかけ

saesaでは、完全無添加、国産の有機肥料にこだわった野菜のみを使用した、こだわりの犬用ふりかけを丹精込めて作っています。普段のドッグフードにさっとふりかけるだけで、野菜の栄養素を日々の食事にお手軽に取り入れられますよ。

創業50年を超える野菜加工工場を営むノウハウを惜しみなく生かし、製薬会社や食品メーカーなどに卸している製品と同じ徹底した品質管理をすることで、私たち人間が口にしても問題のない高い品質を実現しています。

愛犬の食生活に野菜を取り入れたいと考えている方は、ぜひ一度試してみてくださいね。


おわりに

あたたかな日差しや芽吹いた草花の緑が心地いい春。

ぜひ今回のコラムを参考に寒さ対策を講じて、寒暖差のある春先も愛犬と楽しく元気に過ごしていきましょう。

Back to blog